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個人用ToDoツールの設計方針
sand-box
2021-11-25
  • 要旨 自分の個人用ToDoツールは3段階の状態「今日したいこと」「漠然と近いうち考えたいこと」「そのうちしたいけど普段は考えないこと」を相互に移動できる仕組みにしている

自分用のToDoツールはごそごそ改良を続けていたのだがなんとなくコンセプトがまとまってきたので整理

  1. まず個人用なので「x月x日x時x分」みたいな日時の厳格管理はしない
    せいぜい「今日やること」と「それ以外」が分かれていればいい、日時管理が必要なものはカレンダーに入れておけばよい
  2. やりたいけど今はそれは考える気はない、みたいな項目は、目につくところに置きたくない。でも失われてはいけない。
    今考える必要のないことは目の前に置くのは邪魔である。だから目の付かないところにおいておきたい。
    そういう項目は極端な話、忘れてしまってもよいのだが、ふとしたときにまた思い出したり、読み返すことで別の意味が見つかるので失うには惜しい。
  3. それらの項目は、その日の気分で、今日やりたいと思ったり今は見たくもない という状態になるのだが、見えないところに置き直すor見えないところから今日の予定に 持ってくるのはボタン一つにすれば楽
  4. 今考える必要のない項目は、それらを集めてみると何らかの方向性が出てくることがある。つまりゆっくり煮詰めるツールに入っているのがよい

今日とそれ以外を分けるという点ではMSのToDoツールは好きだったのだが、Todayに設定するところのAPIがないみたいな話が以前あったので、 加工しやすそうなGoogle Taskに補助情報を付けて今の形にしてみた(今もMS ToDoにそのAPIがないかは知らない)。

今日やりたいそのうちやりたいしたいけど今は考えない
ゴミ捨て映画を見に行く世界一周する

このくらいの区分けが丁度良いという感じ。

この区分けの上で、その間を簡単に移動できることがよいと思う。

朝イチにそのうちリストを見て選択するだけ。

  • そのうちやりたい -> 今日やりたい (今日が予定日。気が向いた など)
  • そのうちやりたい -> したいけど今は考えない (ちょっとしばらく考えない。考えが変わった。今はのらない など)
  • 今日やりたいと思ったことを追加ToDoとして書き込む。

リストには以下の意味のマークが付いている

  • 「昨日予定を上げたけどやらなかった」
  • 「ToDoを作ったけど数日さわらなかった」

昨日予定に上げたことは、昨日忘れていたこと、急がないといけないこと、などちょっと検討が必要なことが多いし、 数日触らなかったことは、思いたったけどたいしたことなかったこと、思ったより手間がかかること、などでしばらく考えないほうがよいことが集まるので 選択の指針になる。

長期運用してみてわかったのは「数日触らなかった」項目は簡単に膨れ上がること。 これらは気にはなるがまとめて俯瞰して考えないと結局どうにもならないことが多いので「したいけど今は考えない」というプールに落とし込んでしまう。

それはゆっくりと検討して案を再構築すればよい。

現在、Google Tasksにスタブをかぶせるような形でMS ToDoを参考にしたMi ToDoで「今日やりたい」と「そのうちやりたい」を管理している。 ここから一操作でTrelloのボードに転送できるようにしている。
このTrelloが「したいけど今は考えない」をプールとしてため込んでおく。
Trelloのほうでボードなどを移動させながら、まとまったら再びToDoへ送り込める。

このくらいの緩い区分けと相互移動が心地よいと思うのです。