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私のAI
sand-box
2021-09-03

何十年もスクラップ&ビルド&スクラップで自分が考えていたAIは、昨今のAIブームを理解しながらなんとなくどういう言葉に出来るかが見えてきた。
実際いろいろ思案を巡ってきたとき、結局のところ求めたい表現を実体や言葉にしようとしたとき、表現を落とし込めずに霧散してしまうことを繰り返してきた。
でも形としてまとめたいのでいろいろ工夫してみる。

自分の考えてきたAIを単純な見出し風に言うとこういう形になる。

「同時性に基づく事象の累積による意味付け生成」
Meaning generation by accumulation of events based on simultaneity.

「同時性基づく事前の教師無し学習での累積的意味付け生成」
Cumulative semantic generation with prior unsupervised learning based on simultaneity.

事象の繰り返しを同時性を使って切り出して集約して名付けをする。

同時こそ唯一の意味の元素/原子である。

「卵が先か、鶏が先か」
物理的には卵が先とは予想される。
ただ人にとっては、鶏が認識されない限り卵は認識も規定もできない(言葉が存在できない。鶏の卵という概念は鶏が規定されないと発生しない)。
繰り返し現れる事象しか人間は認識できない。過去に同じものがあったかどうかしか認識できない。「唯一の初めて」を人は認識できない。
つまり鶏が認識された時点で卵と鶏が同時に生まれる。その時点で過去にあった事象に鶏と卵が当てはめられて、そこで同時に生まれる。

過去に鶏の事象がなければ鶏という言葉は生まれない(人は2度目以降でしか認識できない)。鶏が認識した時点では、卵はすでに何回も見ていなければならない。
だから卵は鶏の認識と完全に同時に認識が発生する。