昭和の人工知能本シリーズ。
これは知識表現とか述語表現とかのAI本。ニューロ系の話は一切出てこない。
この時代でAIというとこっち方向で、今の主流のニューロは二の次だったんだよね。
で、この時代の日本のAIの成果は、日本語コーパスくらいで、旧世代の機械翻訳が最大のアウトプット。
でもその翻訳ソフトも大半ニューロベースの今風の翻訳ソフトに完敗したという。

プロダクションシステムとかも、もてはやされたが大半は徒労に終わったはず。
CPUハードのパフォーマンスが全然足りてなかったという事情はあったにせよ この時代のつまづきが後々まで響いたのだとは思う。