母は

姉から昔聞いた話である。

母は私の育て方を間違えたかもしれない

と言っていたそうだ。

姉の言い方には別に悪意はなく、そしておそらく母は本当にそう言ったのだろうとも理解できる。

私は自分の存在が無駄ではなかったことを証明する必要がある。少なくとも体が動かなくなり墓に入るまでには。