花は7割方きれいなものだ

美しい花でも、傾ける角度によっては、怖くて汚いものに見える。複雑な造形の花ほどそういう角度がある。
それは事実だ。
もしあなたが何か悩み込んで、「花って怖いよね」「花って汚いよね」と言えば、それは否定できない。
それは事実だ。
ただ、花が怖いのは事実であっても、その面を選んではいけない。
花は7割方はきれいなもので、角度によっては汚くなるのが事実だとしても、きれいな角度を自分で意図的に選んで、「花はきれいなものだ」というのが正しい。
人はセンシティブになるときがあって、花の怖い面が見えたのだとしても、自分の心の中で「花は怖い」という方向を選択し続けてはならない。自力で(誰かの力を借りてでも)角度を変えて「花はきれい」だという選択を選んで欲しい。
暗部を選び続けると思考の迷宮に入り込む恐れがある。
常識という形で語られ続けている言葉は、古くさい誤った迷信ではなく、迷宮に入り込まないため先人によって作られた道しるべである。
選択を制御する力は重要なのだ。
P.S.
唯一付け足すとすれば、「花が怖い」のは事実なのでそれを忘れる必要はない(忘れてはいけない)。ただそれでも花は7割方はきれいなものだ。それをもってして「花はきれい」と選ぶべきだ。