ピュアは大事ではない

子供や学生さんはある時期とてもピュアな頃がある。それはそれでいい。それは感覚の柱になることがあるのでその個人について大事である。だが、それは自我の柱ができる過程で有用なのであって、ピュアそのものに有用性があるわけではない。
本当に必要なのは、ピュアではなくシンプルである。
社会は複雑だ。常に物事は混乱し散らかっていく。エントロピーとはよく言ったものだ。
現状維持をするのでさえ、維持する人と維持しようとする力がなければ簡単に壊れていく。
シンプルを好む心は、混乱を整理する力である。これはあらゆる社会システム、コミュニティを保持し修復し発展させる力である。
シンプル化する心や力は本当に有用なのである。
それに比べれば、ピュアやイノセンスはいらないといってもいい。
P.S.
個人的にはイノセンスな感覚は楽しいものだし、懐かしいものだし、それを心の奥の柱にしている部分がある。学生さんなどにその感覚が必要なのはわかる。余裕があるときは自分だって楽しむ。ピュアは一種の贅沢であるとも言える。学生さんには必須栄養素かもしれぬが一時期必要というだけで常にというのはやはり贅沢である。