腹では決めていても言わないことがある

どうかと聞かれて腹では決めていても言わないことがある。
命題X
 回答A
 回答B
自分ではこの命題の答えはBであることを明確に認識していても、人から問われたときに曖昧にしか答えないということは多々ある。
Bと答えるとほとんど全ての人から非難されるようなケースである。
私はXに遭遇することがあれば経験的にBしか選べないと体で理解しているが、遭遇していない時点でBと答えると、人でなしのように言われるかもしれないという選択肢がある。
そういう命題Xは古今東西古くから存在する。そして古くから誰もそれを言いたがらない。だから若い人たちは命題Xに遭遇したとき、ひどく悩み込んだり失敗したりするわけだ。
私も失敗したからこそ今ではBしか選べないのだが、そうだといっても聞かれて素直にBという訳にはいかない。
だからその知識は後の人に伝わりにくいとともに、寓話や物語の題材という形で遠回しに伝わっていく。
ただ寓話や物語はおもしろおかしくなければならないので、必ずしもBと書いてある訳でもない。
Aを選んで大成功という話のほうがインパクトがあって好まれていたりする訳で、それがまた命題Xを複雑なものにしている。