Googleストリートビューと過去の道

Googleストリートビューが話題になっていたので少しみてみた。
解決すべき問題は当事者で考えてもらうとして、私はすごくありがたい点を見つけた。
かつて勤めていた会社への通勤路の一部だ。
憂鬱なことを考えながら歩き続けた道。しかし少なくとも6年はここを歩き続けていろんなことを考えていた道だ。本人しか分からない形で自分の考えの痕跡みたいなものがそこに染みつく。
土日に遊びに出た街の一部も見える。同じ姿のままの部分とまったく変わってしまった部分。
過去の自分を思い出したくなって、たまには見たくなるのだ。
東京まで出ることがあれば、今でも宿泊を1日延ばしても一回りしてしまうし、実際、その姿を見るためだけに1回は旅に出たことがある。
よい思い出に会いに行くのではなく、過去の自分を思い出すことで一旦自分をリセットに行くために。
Googleストリートビューを見て、ありがたいと思ったのは
私の足腰が立たなくなる歳になっても、この憂鬱の道を確認に行ける方法が得られたということだ。
権利問題など解決できる部分を解決したうえで、できるだけ多くの道を蓄積して欲しいものだと思う。いやゼンリンとか別のところでもかまいませぬよー。
ITの味な使い方の一つだと改めて思う。