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死の美学は破壊ではない
yahooj-port
言葉の欠片
2008-08-01

物語で語られる死(人をかばっての死とか、勇気ある死とか、心中とか)は美しく見えるものだが、それは死そのものが美しいわけではない。 物語として語るときの死には美学がある。その意味で芸術性はある。よって美しい。 そして物語で死を語るとき、それは「死の美学を物語として語る」という創造活動であり、ポジティブな生産活動である。 決して、死=破壊=破壊が美しい ではなく 「死の美学」の著述・創造・生成=創造が美しい ということである。