死の美学は破壊ではない

物語で語られる死(人をかばっての死とか、勇気ある死とか、心中とか)は美しく見えるものだが、それは死そのものが美しいわけではない。
物語として語るときの死には美学がある。その意味で芸術性はある。よって美しい。
そして物語で死を語るとき、それは「死の美学を物語として語る」という創造活動であり、ポジティブな生産活動である。
決して、死=破壊=破壊が美しい ではなく
「死の美学」の著述・創造・生成=創造が美しい ということである。