無題ノート6

CodeWarriorのパッケージデザインにはピンとくるものがある。
肉体労働者らしい人々が暑苦しそうな工場で黙々とCD-ROMを生産する姿。変にこぎれいなパッケージよりこっちの方がソフトウエア生産の本質に近いものがある気がする。
ソフトウエアは自動的には生産できないし、複製は容易なのに再利用は難しい。ベータを作るまでは楽でも最終完成版に持ち込むのは大変だったり。人の手がやたらにかかるのに寿命は短かったり(一方で特定目的ソフトなどは天寿をまっとうしたようなソフトも存在するが)。
消費されていくソフトを継ぎ足すためには、たくさんの人手と体力を試されているような気力が必要である。そのためにプログラマは黙々とコードを描き続け、手直し続ける。
CodeWarriorのパッケージデザインをした人は、その辺りの事情を見たことがある人ではないだろうか。
(記述時期:コード採掘場記述の頃以上は不明)