ライラの冒険 黄金の羅針盤

ライラの冒険 黄金の羅針盤を見てきました(日本語吹き替え版。基本的には原音にこだわるタイプではなくて気楽に見たいんです)
結果から言うと「悪いとまでは言わないが、ぱっとしない」という感じでした。
エッセンスは非常においしそうなシンボルが多いんですけどねー。
魂が動物として実体化している世界とか、戦うクマの種族とか。とりわけ羅針盤に導かれて冒険をするというシチュエーションは非常に日本人向きかと(判断事は、自分で考えずに羅針盤に頼ればすべてうまくいくなんて話はいかにも日本人ウケしそうな気がしますし)
CGは驚嘆とはいかないまでもいいのではないかと思いますが
問題は話の組み立てというか演出というか。。。
設定の盛り込み過ぎ、および状況が説明調になりすぎです。
存在する3種族(4種族くらいいたかも?)の関係がどうなってるのかなーと最後までよく把握できなかったりとか、
敵対者との対峙シーンでこれは映像演出で見る人にわからせるべきと思えるところが説明台詞ぽくなってたり。うけるとはいえ終盤は羅針盤ばっかり出過ぎるようなところとか。
ファンタジーものを2時間くらいの映画にするとしばしば問題なのは「見る人を非現実設定に取り込む時間」で、元々設定が盛りだくさんすぎて全部が中途半端な印象が残るんです。
このタイプの作品はTVシリーズ13~26時間くらいでまず設定展開でもしていないと個人的には辛いですねー。
3部作ってことでしたが(CG代の折半ですかね)、この感じでは後の作は観ないかせいぜい旧作DVDになったあとでしょう。