9月
つまり、
形のあるものは皆壊れる というか
不幸は忘れた頃にやってくる というか
泣きっ面に蜂 というか
うかつにもHDDをクラッシュさせてしまったのだな(汗)
幸いにも重要なデータ領域ではなく、OS側パーティションだったので大きな損失はなかったのだが、夏休みにもかかっていたものだから修復する気を起こすまでに時間がかかりまして(笑)
クラッシュが原因というわけではないのだが、今年の夏はなにもせず、なにも考えない現実逃避な夏休みであった。
常に均一のテンションを保つのは、人にとってとても難しいことだということを、改めて実感する。
好きということと、本質的に快楽であることとは、異なるということ。
繰り返しは(それがなにであれ)快楽と苦痛の両面性をもつこと。
仕組みはわかっているつもりだが、わかっているからこそ「わかっているだけでは問題は解決しない」こともわかっている。人間にハードコーディングされた認知のアルゴリズムは、ちょっとやそっとの仮想化で自由に操れるほど簡単ではない。
盲信は一つの手であるが一人で実体化することは容易ではない。
クラッシュしたHDDの、もっとも最近の全体バックアップが97/6だった。受信メールの一部が失われたのはちと痛かったが、復旧そのものはバックアップがあるので、一度やりかかればサクサク進む。
人の場合そう簡単にもいかないが、たとえそうであってもリストアは可能だと信じたい。
(1997/9初出)