時間、時刻にまつわるプログラム設計は一元的に整理するのが難しい。
元々、科学は刻々変化する事象の中から時間的に不変な法則性を取り出すという「時間を持つ事象から時間要素を抜き取る」という研究分野である。
時間要素を除去しないと他者に伝達や書物に残すことが出来ない。
実のところ時間を直接取り扱う手法は昔からそれほど発展していない。
近代プログラミングの手法も科学と同じように時間要素を除去することで、わかりやすくしていった技法なので、時間要素を交えた設計がやりやすいわけではないのだ。(それでも昔のほうがよかったわけではない。昔の手法はすべてが記述できるがすべてがカオスになる。)
つまり注意深く全体の再設計をしている。
いったい何度目なのだろう。